自動車保険への加入はもはや常識ですね

様々な特色のある各社の自動車保険が好きで書いています

セゾン自動車火災保険の自動車保険

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セゾン自動車火災保険損保ジャパン日本興亜ホールディングス系の保険会社です。

おとなの自動車保険という名称で販売していることからも分かる通り、メインターゲットは40歳以上という珍しい保険会社です。

大手顧客満足度調査によれば、2015年・2016年の2年連続でダイレクト型部門で1位となっています。

また他のランキング調査でも総合2位を獲得し、個別ランキングでは加入・更新のしやすさ、商品内容の充実度で1位、保険料の安さでSBI損保に次いで2位となっています。

商品内容の充実度の評価が高いのは、他の保険会社より補償内容のカスタマイズの柔軟性が高めです。

例えば、ロードサービスもオプションが可能です。JAF会員であれば外してしまうことで保険料を安く抑えることができます。

保険料もダイレクト型の中でも安いほうで、これも大きな強みの一つと言えるでしょう。

「ALSOKとの提携で補強」

2016年4月より事故対応であALSOKによる現場対応が開始されました。

セコム損保が自社のメリットを活かした事故対応をしていますので、これに対抗する狙いがあるとみられます。

もともとセゾン自動車火災は上記のように保険料や商品では強みが発揮できている反面、あまりサポートサービスの評価は高くありませんでした。

ALSOKとの提携は弱点を補完するためのものであると見ることができます。

セコム損保の事故対応サービス同様、ALSOKの警備員が直接現場に出向き、救急車の手配や事故相手からのヒアリングなどのサービスを提供してくれるため、事故を起こした直後で動揺している加入者の心強い味方になってくれます。

なお、大人の自動車保険はシニア層に力を入れた保険を販売しているのですが、その効果はあまり出ていないようにも感じます。

オリコンの年代別満足度ランキングを見ると、50代以上でこそ2位につけていますが、40代では5位に甘んじており、ミスマッチが生じているようにも思います。

ですから、あまりおとなの自動車保険という商品名を鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。