自動車保険への加入はもはや常識ですね

様々な特色のある各社の自動車保険が好きで書いています

ソニー損保の自動車保険

言わずと知れたダイレクト型自動車保険の一角であるソニー損保

世界的メーカーであるソニーグループの金融部門の中核企業です。

f:id:Limeflavor:20200716150410j:plain

ダイレクト型自動車保険では売り上げ(保険料収入)トップを独走しています。

ソニー損保の一番の特徴は、何といってもダイレクト型で一番選ばれている保険だということでしょう。

ダイレクト型自動車保険に加入する人は安くて質のいい保険を見比べて選んでいる人が多いですから、その中で一番選ばれているという事実はある程度参考になるでしょう。

ではなぜソニー損保は選ばれているのでしょう。

正直な話、ダイレクト型で比較すれば保険料はどこも肉薄している状況で、ソニー損保の保険料が特別安いわけではありません。

よく知っている日本企業の系列であることは、やはり加入者に大きな安心感を与えるのではないかと考えられます。

日本人はいきなり参入してきたかと思えば、儲からないといってすぐに撤退してしまう外資系保険会社のドライさをこの10年でむざむざと見せつけられてきました。

このような中で、日本のダイレクト型保険会社を信頼するという傾向があるのは当然のこととも言えます。

「事故対応満足度が高い」

よくCMでもアピールしていますが、ソニー損保は事故対応満足度がランキングで1位となっています。

しかし、ランキングの上位が自分に合った保険会社とは限りませんから、あくまでも参考程度にしておいたほうがいいでしょう。

「年間走行距離制が充実している」

ソニー損保のCMでは、「保険料は走った分だけ」と年間走行距離によって割引が受けられる点が強調されています。

しかし、走行距離で保険料の割引を設定する保険会社は珍しくありません。むしろソニー損保の強みは、年間走行距離の制度は他の保険会社と比べて充実している点にあると言えます。

ソニー損保の年間走行距離の区分は、3,000km以下、5,000km以下、7,000km以下、9,000km以下、11,000km以下、16,000km以下、無制限の7段階で設定されています。

他の保険会社は大抵5,000km単位の4区分となっているので、ソニー損保では細かい設定が可能です。

年間走行距離の設定は今後1年間の走行予定距離を申告しますが、走行距離が予定より短かった場合は保険料の割引が受けられます。

また、オーバーした場合は1年目のみ申告して差額保険料を支払う必要もありますが、2年目以降は契約更改時に次年度予定距離を1段階引き上げるだけで良く、オーバーしても申告は必要ありません。

「やさい運転で保険料のキャッシュバック」

ソニー損保特有の少し変わった特約の中に、やさしい運転計測特約があります。

この特約は、急ブレーキや急発進の少ない運転をする加入者に対して、保険料をキャッシュバックするというものです。

急発進・急ブレーキは事故のリスクを高めるため、それが少ないということは事故が起こりにくい運転であると言えるためです。

急ブレーキ・急発進を計測するためにドライブカウンタという機器を車内に設置します。

ドライブカウンタの評価が一定以上になると、保険料の一部がキャッシュバックされます。

キャッシュバックされる金額は以下の通りです。

90点以上 20%
80点以上 15%
70点以上 10%
60点以上 5%
59点以下 キャッシュバックなし

なお、この特約の付帯は有料ですので高得点が取れなければかえって損をしてしまいます。

そのため、高得点が取れるか不安な人のために1か月間の無料トライアルも実施しています。